2014年3月18日

ハードル越え

昨日は、福井県の鯖江への取材出張でした。「ペーパーグラス」という老眼鏡の取材。本体の厚さがわずか2ミリ。デザインはとても洒脱です。昨秋以来、注文が殺到していて、いま予約しても1〜2カ月待ちといいます。

開発・生産しているのは、メガネフレームのメーカーではなく、メガネの部品メーカーだった会社。狭い地方都市のことです。部品メーカーがメガネの完成品の開発に踏み切るまでのプロセスでは、さまざま大変なことがあったのでは、と想像しました。

先日取材したチーズもそうですが、越えられないと誰もが思うハードルを跳んでこそ成功を掴めるのだろうなと、今回の取材でも感じました。

「ペーパーグラス」のことを綴った原稿は、来週火曜発売の「サンデー毎日」の連載コラムに掲載予定です。