2014年4月4日

外税表示は正解?

TOKYO FMの朝の番組「クロノス」に電話生出演。消費増税をめぐる動きについてコメントしました。全国ネットの人気番組ですから、聴いてくださった方は多かったかもしれませんね。

4月1日以降、最も気になったのは、消費者が日常的に利用する場であるスーパーマーケットでの外税表示(税抜き価格での表示)です。

税率が5%から8%に上昇したことは、多くの消費者が認識済みです。ただ、外税表示だと、買い物カゴに商品を入れている段階では税率上昇を意識しないままですよね。うっかりしていたら、以前の総額表示だったときの感覚で、カゴに商品を放り込むかもしれません。

そして、いざレジで会計をする段になって、増税を実感することになります。しかも、そこで上乗せされるのは、今回の消費増税分というわけではなくて、まるまる8%分が、ずどんと。

これ、消費者心理にどのように作用しますかね。前述したように、消費者の意識のなかで増税がせっかく織り込み済みなのに、と考えるなら、外税表示はかえってマイナスの効果もあるかも。

スーパーマーケットは、1点や2点ではなく、いくつもの商品を買う空間だから、なおさらなのです。しかも毎日のように訪れる場所。さらにいえば、鮮魚や野菜などは、値段が毎日のように上下する商品群です。総額表示のほうが潔いし、消費者の混乱もないように思えるのですが、どうでしょう。外税表示のマイナス面は、増税後の消費行動がひと回りふた回りしたあたりで、ボディブローのように効いてくる気がします。はなから、買い物カゴにモノを入れるのを躊躇してしまう、というふうに。

今朝の「クロノス」では、そんな話をしました。